終活コラム6

相続で揉めないために終活を!やることリスト

 終活は、「人生の終わりについて考える活動」を略した造語です。エンディングノートの作成、不用品の片付けなどやることはたくさんあります。

 

終活とは?事前の手続きで不安を解消しませんか

 自分が亡くなった後、家族がスムーズに相続の手続きができるよう、終活をしようとお考えの方はいらっしゃいますか?
 こちらではそういった方へ、終活とは何か、やることリストをご紹介いたします。

終活とは

 終活とは、「人生の終わりについて考える活動」を略した造語です。2012年の「ユーキャン新語・流行語大賞」トップテン選出をきっかけに知られるようになりました。

自分の死後のための準備として取り組む方もいらっしゃるかと思いますが、終活はこれからの人生をよりよく生きるために自分を見つめて人生を整理するための活動でもあります。

気力・体力ともに十分あり自分で考えて自由に行動できるうちに終活をすることで、老後の不安を解消し、いきいきとしたセカンドステージを送ることができます。終活にルールはないため、まずは簡単なことから始めてみてはいかがでしょうか。

 

やることリスト

・エンディングノートを作る

エンディングノートとは、家族などに伝えておきたい情報や希望を書き残しておくノートのことです。遺言書とは違い法的効力はありませんが、家族が手続きを進める上で参考にすることができます。

エンディングノートには、自分の情報や医療・介護、お墓やお葬式に関する希望、資産、交友関係などを記載しましょう。

・不用品を片付ける

残りの人生を考えて、何が不要で何が必要なのか仕分けていきましょう。身の回りの整理をすることで、家族に残しておきたいものを把握することができます。また、残された家族が遺品整理で困ることもないため、元気に動けるうちから準備をしましょう。業者に依頼するのもおすすめです。

・資産の整理や相続の準備

今ある資産はどれくらいで、老後どんな収入があり、生活費はいくら必要かなど、預貯金や財産について調べておきましょう。資産を見直すことで、自分の死後どのように分配するか考えるきっかけになります。

また、家族が相続手続きで困らないよう、加入している保険の種類や書類が保管されている場所、クレジットカードの暗証番号、印鑑・通帳の保管場所などをきちんと伝えることも大切です。

・葬儀・お墓の準備

葬儀やお墓に関する希望があれば、生きているうちに準備しておきましょう。葬儀は生前予約が可能ですし、生きているうちにお墓を購入する方も多くいらっしゃいます。どういった葬儀・お墓がいいと伝えておくだけでも、家族の負担を軽減させることができるでしょう。

・遺言書を作成する

 遺言書は、遺産相続を円滑にするための意思表示です。残された家族が遺産で揉めることがないよう、財産の相続人や分配を明確にしましょう。遺言書には「自筆証書遺言」「公正証書遺言」「秘密証書遺言」の3種類があり、それぞれ法律で定められた範囲で書かなければ法的効力を発揮しないため、専門家に相談することをおすすめいたします。

 

終活のサポートを依頼するなら 相続と終活の相談室 へ

 終活は、人生の最期を迎えるにあたっていろいろな整理を行い、最後まで自分らしい人生を送るための準備です。残された家族の負担を軽減させたいという理由から終活を始める方も多くいらっしゃるでしょう。

終活でやるべきこととして、エンディングノートの作成や不用品の片付け、資産の整理や相続の準備、葬儀・お墓の準備、遺言書の作成などがあります。終活における手続きでわからないことがあれば、専門家に相談しましょう。

相続と終活の相談室 オフィスなかいえは、エンディングノート、遺言、家族信託、死後事務委任、任意後見契約、見守りサービス、生前整理など、お客様が何を達成したいのか、お話を伺って最適な終活をサポートさせていただきます。丁寧な対応とわかりやすい説明が受けられることで、多くのお客様からご好評いただいております。千葉県や茨城県で終活に関係することを専門家に相談したい方は、ぜひ一度 相続と終活の相談室 にお問い合わせください。